高耐震 Spec01

壁の強度もUP、変形も抑える工法

「硬質ウレタン」と「木枠パネル」を一体成形した【ウレタン断熱FPパネル】を建物の躯体に組み込むFP軸組工法は、壁構造そのもの。
FPウレタン断熱パネル(筋交いなし壁パネル)を使用するだけで、従来は別々に作業を行う必要があった断熱施工と耐震施工が同時に行え、工期の短縮が可能となります。
柱と柱の間に断熱パネルを組み込んでいるので、地震の揺れが伝わると壁が突っ張りしっかり耐えます。繰り返しの揺れにも強いので、余震があっても安心です。また、釘が抜ける心配もありません。
下の図は、一般の軸組工法とFP軸組工法の壁の強さを比較したものです。

地震による揺れなど、力がかかった場合の壁の役割

地震による揺れなど、力がかかった場合の壁の役割

等級について

耐震等級3

住宅性能表示制度で定められた耐震性の中でも最も高いレベルであり、災害時の救護活動・災害復興の拠点となる消防署・警察署などは、その多くが耐震等級3で建設されています。

  • 耐震等級は、地震に対する建物の強度を表す指標のひとつです。建物の耐震性能によってランクが3段階に分かれており、その数字が大きければ大きいほど、建物の耐震性能が高い為、建物を建てたりする際の目安になります。
    耐震等級というのはそもそも地震で建物が崩壊しないよう、地震に対する構造躯体の倒壊・崩壊等のしにくさを表示したものです。
等級について

キラーパルスについて

キラーパルスとは

キラーパルスとは、地震の揺れの周期のうち、1〜2秒周期のやや短い震動のことを指します。
短い周期の地震の揺れの場合には、低層の建物が大きく揺れやすく、長い周期の地震の揺れの場合は、高層ビルや海・川を跨ぐ長い橋などの大きな建物が揺れやすくなります。

キラーパルスとは

キラーパルスへの住宅の対策

  • 構造計算の実施
    01構造計算の実施

    建物への荷重や地震・風圧によって受ける力を計算して、強度・安全性を検討することです。

  • 耐震等級3の取得
    02 耐震等級3の取得

    住宅性能表示制度では、地震の力に対して住宅の崩壊・倒壊しにくさを評価する耐震等級が3段階で定められています。

    設計性能評価

    設計性能評価を
    いただいています!

  • 制震技術の採用
    03 制震技術の採用

    建物の壁や柱などにダンパー(制振装置)を設置して地震の揺れを吸収することで、キラーパルスによる建物へのダメージを抑えることが可能です。

サトコンホームはすべてそろっています!!

地震にも安心対応の揺れ減震装置

「日本初・日本唯一」の技術「クロスピン」

あらゆる⽅向からの揺れと建物の「ねじれ」に対応する「日本初・日本唯一」のクロスピン構造を搭載しています。クロスピンが可動することで、建物の躯体と製品本体の負担を軽減し、何度地震が起きても100%の効果を発揮し続けます。
また、古い建物も柱等の構造躯体そのものがねじれている場合、クロスピン構造によりブラケット(取付⾦物)が可動することで、柱等の構造躯体の⾯と隙間なく取付けることが可能です。

低コストで導入可能な地震対策

クロスタイプは、柱と梁(桁)にそのまま簡単に取り付けることができます。設置による追加部材(引き抜き⾦物等)や設置部材の加⼯・製品サイズの調整、また構造計算やN値計算等の⾒直しが⼀切不要です。なので、製品以外に余分なコストを掛けずに設置することが可能です。

低コストで導入可能な地震対策

MERの効果

揺れを約40〜48%吸収

建物に伝わる地震エネルギー(加速度)を約40〜48%吸収し、建物への負担を軽減することで耐震性を維持させます。また大きな揺れから何度も繰り返される余震に対しても最大限の効果を発揮します。

揺れ始めから瞬時に制震の効果を発揮
揺れ始めから瞬時に制震の効果を発揮

大きな地震から繰り返される余震の揺れはもちろん、交通振動などあらゆる揺れに対して瞬時に効果を発揮します。建物にかかる負担を抑えることで損傷を防ぎます。また、抵抗力を頭打ちにするリリーフ機構を搭載していますので、躯体を痛めてしまう恐れもありません。

あらゆる地震波に対応
あらゆる地震波に対応

建物にはそれぞれ固有周期という揺れやすい周期があります。地震の周期と一致すると揺れが増幅されます。これを共振現象といいます。建物の倒壊の原因の一つとして共振現象があげられています。長周期から短周期のあらゆる地震波に対応し、効果にバラつきがありません。